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ギックリ腰 『しっかり冷やす!!無理に動かさない!!』
ギックリ腰は「筋肉をケガした状態」です。
ケガによる炎症反応(痛み、熱)を悪化させない事が最も大切です。
~ギックリ腰の3大原則~
- 1.安静
- ギックリ腰は、筋肉を痛めている状態です。
痛めた筋肉の傷口を悪化させないために急性期である最初の2日間は安静にしていて下さい。 - 2.アイシング
- アイシングは消炎・鎮痛の目的で行います。5日間は続けましょう。治りが断然早いですよ。
2時間に1回、約20分を目安に出来る範囲で行いましょう。 - 3.楽な姿勢
- 楽な姿勢は腰に一番負担の掛らない姿勢でもあります。
無理に正しい姿勢を意識して腰をまっすぐ伸ばす必要はありません。
腰の筋肉の傷口を悪化させないように最も痛みの少ない姿勢で安静にしていてください。

~最後に~
ギックリ腰は筋肉のケガですから、筋肉が再生されれば必ずもとの状態に回復します。1週間以内で普段通りに生活できるようになりますので安心してくださいね。
ギックリ腰の痛みはそれ以上動くと体を傷めるので、痛みを避けるようとする為の防御反応でもあります。無理に動かすことは身体を痛めるだけですので、自然な回復を待ちましょう。
急に痛みだして動けなくなり、仕事や生活の都合があるので、焦ってしまい判断・対応を誤るケースが多くありますが、正しい対処法を知っていればギックリ腰も怖くありません。
慌てず焦らずしっかりと治しましょう。
五十肩、肩関節周囲炎 『五十肩は回復に時間がかかります!』
五十肩は「肩関節周囲炎」とも言われ、特に四十代、五十代に起こるケースが多いです。
ハッキリしたまえぶれもなしに突然痛みを感じ、その痛みが長期間継続して続いてしまいます。
痛みの原因は肩周りの筋肉や腱の炎症ですが、この五十肩は回復期間が長期的になる症状です。1年~1年半ぐらい回復までに期間がかかるケースもあります。
進行には3つの時期があります

| 急性期 | 最初は何となく肩の周囲がダルイとか重いに始まり徐々に痛く重い感覚に変化します。少しでも動かすと痛みが出てくる。そして夜に痛みが出て疼いて眠れない状態になります。1ヶ月前後その状態が続く場合が多いです。 |
|---|---|
| 慢性期 | 夜間痛が徐々におさまり、昼間少し肩が疼いたり、急に動かしたり、無理に動かした場合は、ビリっという痛みに変化してきます。髪の毛が洗えない、手が後ろに回らない、ブラジャーのホックがつけられない、棚の物が取れないといった状態になります。肩が抜けそうで重く置き場がないなどと訴えられます。期間は1~3ヶ月くらい続きます。 |
| リハビリ期 | 徐々に痛みや、重さはなくなりますが、肩の動く範囲はなかなか回復しません。少しガマンすれば、不便ながらも日常生活には問題ありません。治療に反応しにくく強い痛みもないので治療する気にもなかなかなれません。この状態が治癒するのに1年~1年半前後かかります。 |
家でできること
急性期、慢性期の早い段階では肩関節に炎症がありますので、こまめに冷却をしてください。2時間に1回、1回15分程行ってください。何もしないときは三角巾で安静にするのもよいです。
慢性期の後半、リハビリ期は少しずつエクササイズを行います。必ず痛みがない範囲で動かし、運動後は冷却を忘れずに行います。
当院で行う治療

- 急性期:
- 夜の痛みや、じっとしていても痛むといって来院される方が多いので、炎症を抑える治療を行います。冷却を行い、除痛のために電気治療や超音波をかけます。肩の関節や筋肉は強い治療をすると炎症が拡がり、治りが悪くなるので優しい痛みのない治療をします。
- 慢性期・リハビリ期:
- 強い痛みは減ってきていますが、肩の内部にある筋肉も腱も縮んで、肩の動きが悪くなります。 関節が拘縮状態に陥っていますが、このころには少々動かしても炎症はあまり起こりません。調子を見ながらマッサージ、ストレッチなどを行い緊張を緩めます。
~アドバイス~
五十肩はじっとしていても痛み、夜も痛みで眠れなかったりと、体も心も追い込まれる症状です。治療してもなかなか良い反応が得られず、いつ治るのか不安になってしまいます。
痛みの原因は肩の関節の周りの筋肉や腱の炎症です。その痛みが出ている期間を早めるために治療を行います。消炎鎮痛をしっかり行えば痛みは引きます。安心してください。
夜に痛んだり、じっとしていても痛みがある間は、ストレッチや体操はしないほうが良いです。熱いお風呂に入るのもオススメしません。
無理に伸ばすと炎症が拡がり症状がひどくなります。痛みが治まり次第、痛まない範囲で運動を開始します。
膝痛 『膝の痛みは必ず治る!』
「膝の痛み」は太ももの筋力の弱化や、骨盤・背骨の歪みが原因です。 膝の荷重バランスが崩れることにより膝の関節にダメージが加わり、擦れて炎症が起こり痛みだします。 スポーツをしない人で膝が痛む方はほとんどこのパターンになります。
<症状>
●半数以上の方が軽く膝が腫れたり、熱をもっています。左右を軽く触れて下さい。温度差がよくわかります。
●関節に水が溜まっている方もおられます。膝が炎症を起こして、骨の滑膜からたくさんの関節液が作られ、それを吸収する能力を超えるために水が溜まります。膝の水自体は悪いものではなく体を治す反応です。炎症が治まれば自然に吸収されます。
●膝を曲げたり伸ばしたりすると、ゴツゴツ、ゴキゴキといった音がする。変形が徐々に進行しています。膝がキチンと伸びますか?
●膝がうまく曲がらない。O脚になっている。進行の度合いは強いです。治療が必要です。
そして重要なことですが、「変形」イコール「痛み」ではありません。変形自体は治りませんが、痛みは治ります。ご安心ください。
<原因>
- 普段の動きよりも多くの負担が膝にかかったから
- 筋肉が衰えたために、膝に余計な負担がかかったため
- 間違った歩行や運動など、知らず知らずのうちに無理がかかっている
- 体の歪みのせいで年とともに膝が弱っているうえに、何らかの力が膝にかかり、小さなケガを繰り返し、炎症や痛みが出ます。
<治療>
| 急性期 | 急性期は膝が熱をもって腫れています。アイシングと膝を安静に保つ治療を行います。超音波治療や、包帯で圧迫固定したりして腫れと痛みを取り除きます。 |
|---|---|
| 慢性期 | 炎症を戻さないように注意しながら少しずつ動かしていきます。マッサージで膝周りの筋肉の堅いところを和らげていきます。 |
| リハビリ期 | 歩く距離を伸ばしたり、膝のエクササイズを積極的に行います。関節の動く範囲を正常に戻す治療も行います。 |
このように、膝の炎症や痛みを治療すると同時に、骨盤・背骨の歪みを取り除く治療を行い、膝にかかる負担のバランスを調整していきます。
膝の痛みのほとんどは保存療法で大幅に改善します。ご安心ください。
ただし変形は治りません。そして痛んだときの処置が悪かったり、大きな傷害を受けた場合や、水腫の量が多い、損傷が大きく出血し血腫などが関節に溜まった場合は、それだけ大きく変形が進み、治るまでの期間が長くなります。
~アドバイス~
膝の痛みは身体から負担がかかっている状態を教えてくれるサインです。 その状態で無理をすると更に負担が掛かり膝に水が溜まる状態になってしまいます。
少しでも身体からのサインがあれば、傷口が広がる前に出来るだけ早く膝へのストレスを減らすことをオススメします。
一度膝に水が溜まる状態になった方は、一時的に水が引いても、また負担がかかるとぶり返しやすいです。そのために負担を減らす工夫がどうしても必要になります。
例えば、少し調子が良くてもサポーターを着けたり、運動後には膝のアイシングを継続するなどの予防策が必要になります。






~アドバイス~
マッサージやストレッチは危険!!
ギックリ腰直後の熱いお風呂は危険!!ギックリ腰になった直後に家族に揉んでもらったり、ストレッチなどを行う方がいますが、傷口をグリグリ押したり引き伸ばしたりしているのと同じことになります。筋膜、筋肉をさらに痛めて炎症を広げる可能性が高いので絶対にやらないで下さい。
「腰を暖めたら早くよくなる!?」と熱いお風呂に長時間入る方がかなり多くいますが、実は逆効果です。絶対禁止です!! ギックリ腰直後は筋肉の損傷による炎症反応がおこります。熱いお風呂に入るとこの炎症反応が促進されて数時間後には痛みがひどくなります。次の日動けなくなることもありますので、患部を温めないで下さい。